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ゴールデンウィークで、お出かけする機会が多いというのに、
5月1日からガソリン暫定税率が復活し、給油所で値上げ相次ぐことになり
水をさされた感じの休日ですね。
おまけに、ガソリンの暫定税率が期限切れで値下げする前より高くなっています。
1リットル30円前後の店頭価格引き上げです。
また、台湾の遠洋マグロ漁船が今年の夏、
燃料重油の価格高騰を理由に大規模休漁を検討しているようです。
そうなれば、日本向けマグロの大幅な減少は避けられなくなり、
マグロの価格はアップします。
そして、電気、ガス料金の7〜9月分が値上げです。
これも、原油価格の高騰を受けて電力、都市ガス各社は、
料金改定し4四半期連続で引き上げる状況です。
東京電力の標準家庭の料金(1カ月)で130円台半ば(約2%)の引き上げ。
料金は6年ぶりの高水準です。
東名阪大手6社のうち関西電力など3社が96年以降で過去最大の値上げ幅です。
このまま10月以降も原油高が続けば、値上げが続く可能性が高い状況です。
様々なところで物価上昇となり、家計への負担が一段と高まりそうです。
このような原油高を基に様々な物やサービスの価格が上昇し、
物価上昇につながります。
この原油の動向は、これからの経済、そして私たちの家計分野に影響を
与えることになりますが、原油の動向示すために、最近では、
株価や為替のニュース同じように原油の動きを示す数値が報道されます。
この報道されている数値とは、ニュースでは、
「原油相場、WTI原油価格は、○○○ドル○○セントです。」
というように報道されています。
そこで、この“WTI”について覚えておいて下さい。
そして、このWTI原油価格が上昇すれば、石油製品全てが上昇し
経済や家計に影響するということです。
では、“WTI”とは何かについてお話しします。
まず、この原油相場の、WTI=○○○ドルの価格とは?
1バレルあたりの価格のことです。
では、バレル(barrel)とは?
これは、石油の量を表す単位で1バレルをリットルになおすと
約159リットルです。
わかりやすく言えば、
1バレルはクルマの“ガソリン満タン”約3回分程度で、
教科書に出てくる大型タンカー1隻には、
約200万バレルの原油を積んでいるそうです。
日本国内の1日あたりの石油消費量は、
約500〜600万バレルぐらいになるそうです。
そして、“WTI”とは、
ウェスト・テキサス・インターミディエイトWest
Texas Intermediateの略です。
これは、アメリカ合衆国南部、テキサス州を中心に産出される原油で、
アメリカ国内で産出される原油の6%。
世界で産出される原油の1〜2%ほどを占めます。
硫黄分が少なくガソリンや石油製品の製造に適した軽質油です。
原油相場のWTI原油は、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)において、
原油先物商品として、NYMEX
Light Sweet Crudeとして取引が行われています。
1983年5月に上場され、現在はNYMEXの主要な取引品になっています。
WTI価格はこの取引価格で決まり、
その価格は、世界の原油価格の中で最も有力な指標となっています。
WTIの1日あたり産出量は、100万バレルに満たないのに対し、
WTI先物の1日あたり取引量は、100倍の1億バレルを超え、
価格の大きな変動(中でも値上がり)は世界経済に直接大きな影響を及ぼします。
このように、取引量に比べ産出量はごくわずかのため、実際には、
他の原油をWTIと同質となるようにブレンドしたもので受け渡しが
行われているのが現状です。
現在、日本の主な輸入原油は中東産原油です。
アラブ首長国連邦ドバイ産の原油(重質油)価格に左右されますが、
このドバイ産原油価格自体もWTI原油に大きく左右されるため、
実際は、WTI原油が世界の原油価格の指標であると言えます。
日本では、東京工業品取引所(TOCOM)において、中東産原油が取引されており、
商品先物取引では東京原油として、売買することが出来ます。
(参考)
2008/5/2のWTI=116.32ドル(過去最高値=2008/4/28 119.93ドル)
5年前、
2003/5/2のWTI=26.60ドル
この“WTI原油”の動向に注意して、物価の先読みをしましょう。
そして、お金の勉強をされて、家計が物価上昇について付いて行けるように、
お金を上手に働かせましょう。

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