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FX口座を開設する時に、FX業者の内容をチェックしていると。
「分別保管」や「信託保全」と言った言葉が出てきます。
「お客様からお預かりした資産は、当社の財産と区分し分別保管を行っております」
という文言を明記しているFX業者があります。
これは、金融先物取引法第91条に定められています。
ということは、金融先物取引業者の義務であり、どこのFX業者でも行っていることです。
しかし、この「分別保管」は、FX業者が倒産した場合に、顧客資金を確実に返還できる
という意味ではありません。
分別保管制度のみを採っている場合のFX会社に対するお客様の債権は、他の債権者
と同列に扱われます。
ところが、
「お客様からお預かりした資産は、信託銀行に開設した顧客資産保全のための専用
信託口座にて分別管理を行っております。」
という文言を明記しているFX業者もあります。
そこで、この違いは?
「信託保全」の場合は、信託銀行に預け入れている資産は、顧客の資産という形で
管理されるため、FX業者への他の債権者へ配分されることはありません。
それに対して、
「分別保管」の場合は、FX業者が破綻した場合に、顧客の資産の全額について保護
されていることを意味するものではありません。
万一、FX業者が破綻した場合には、顧客の資産は、FX業者の一般債権者と同列に
扱われることになります。
では、例えば、信託銀行が倒産した場合にはどうなるのでしょう?
この信託財産は、信託銀行固有の財産から切り離して取り扱われ、万一、信託銀行
が倒産した場合でも、信託銀行の債権者が信託財産に対して、強制執行や仮差押等
を行うことは認められていないので、預け先銀行の倒産といった事態からも資産は
保全されます。
口座を開設する場合には、このような点にも注意することが必要です。
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